■News

• 4月28日（金）～5月16日（火）までオンデマンド配信の視聴申込を再度おこないます
• オンデマンド配信の視聴を5月16日（火）まで延長をしました。
• 大会申込を開始しました。
• サイトを公開しました。

■スケジュール

2022年11月23日(水)：大会サイト公開　
2022年12月下旬：大会参加申込開始
2023年1月6日(金)12時：一般研究発表申込開始
2023年1月29日(日)17時：一般研究発表申込締切
2023年3月3日(金)22時：大会研修会参加申込締切
2023年3月4日(土)：大会研修会、年次大会開催
2023年3月4日(土)22時：年次大会参加申込締切
2023年3月5日(日)：年次大会、総会開催
2023年3月15日(水)：オンデマ配信開始
2023年5月16日(火)：オンデマ配信終了　※視聴スケジュールを延長しています

大会長挨拶

　2023年3月4・5日（土・日）の2日間（オンラインライブ配信）、日本マインドフルネス学会第9回大会を開催させていただきます。対面での開催を悩みながらも、新型コロナウイルス感染症の影響を考え、本年度もオンラインで皆様とお会いすることにいたしました。　

　大会のテーマは、「マインドフルネス からだとこころの調和」です。
近年、医療や健康から産業そしてスポーツなど幅広い領域に広まりを見せてきた、「マインドフルネス」は、コロナ禍におけるstress reductionやwell-beingの向上を目的とした手法のひとつとして、一般生活者にも広く知られるものとなりました。今では、それぞれの分野で様々な方法に応用されたマインドフルネスの技法やプログラムが開発、紹介をされています。マインドフルネスが発展をすることは喜ばしいことですが、同時に複雑になりどこまでがマインドフルネスなのだろうかと思うところがあります。大会では、もう一度基本に立ち返り、シンプルにマインドフルネスを通してからだやこころと繋がり、自分自身と対話（調和）し、探求を続けることによって生まれる「何か」を探っていきたいと考えています。

　今回、アメリカよりサキ・サントレリ（Saki F. Santorelli) 博士に特別研修（ワークショップ）と招待講演をおこなっていただくこととなりました。サキ博士は、マサチューセッツ大学医学部マインドフルネスセンターでジョンカバット・ジン博士の後に20年以上の長きに渡り所長を務められ方です。大会のテーマや趣旨にご賛同をいただき研修と講演を快くお引き受けくださった博士に感謝するとともに、念願が叶い、日本の皆さまに博士を紹介できることを心より嬉しく思っております。招待講演と特別研修のタイトルは「Mindfulness: Harmonizing Body, Mind and Heart」、博士から私たちに、どんな問いかけがあるのか、今から楽しみです。現在の、「マインドフルネス」ブームを一過性のものとせずに、日本の社会に定着させるためには、理論と技法そして研究と実践の両立（調和）が必要だと考えています。学術大会では、心理学の視点と脳科学の視点からマインドフルネスを考える２つのシンポジウムをおこないます。大会研修会では、瞑想実践の経験が豊かな講師に、理論と瞑想実践を織り交ぜた研修をお願いしております。大会が、皆様にとって実りある学びの場となりますことを願っております。

 今大会では、準備委員会の中に「プログラム検討委員会」、「運営＆プロデュース委員会」、「運営サポート委員会」を置き、各委員会の先生方と協力、連携（調和）をしながら準備を進めております。そして大会当日は、本学会の理事・監事の先生方が総出で大会を盛り上げてくださいます。

 オンライン開催ではありますが、マインドフル的おもてなしの心で皆様のご参加をお待ちしております。　

第9回大会大会長 山口伊久子（Mindfulness＆Yoga Network）
（⽇本マインドフルネス学会理事）